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東京牧場×学生部活として活動認定

東京ファーム AI Amigosは部活となりました。 Image of AI Amigos

AIへの取組み

神奈川県立高校デュアル教育システム担当 石橋(プロフィールはこちら)です。

東京牧場では、神奈川県立教育委員会から高校生を受け入れて授業を行う「デュアル教育システム」を受託しています。これは、高校生の選択単位数に応じて、東京牧場で授業を受けるのですが、例えば6単位であれば、朝 会社に出社し夕方 自宅に帰るという、高校の画期的授業です。 また居場所として利用する生徒もおり部活として様々な活動を実施・支援しています。 2023年から AI に興味を持つ生徒が多く、部活動として取り組むことになりました。

東京牧場 自然言語処理モデル 会話AI の部活動名は AI Amigos

AI Amigos(AIアミーゴス): 「友達」を意味するスペイン語「アミーゴス」とAIを組み合わせ、チームの親しみやすさと協力を表現します。

プロンプトエンジニア

プロンプトとは、なんでしょうか?
AI(人工知能)で画像を生成する際の指示をいいます。プロンプトは人工知能を動かす呪文みたいなものですね。部活では、簡潔にすぐれた呪文(プロンプト)を唱えるかが、人工知能を最大限動かすことにつながります。既に知識の記憶量では、人間はコンピュータに遠く及びません。これからの社会では、人工知能に対していかに的確な呪文を唱えられるかのスキルが重要になります。

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Magik Harry Potter hogwarts

東京牧場のサーバーファームに接続して、AIを楽しみましょう!

部活報告「ジャンボうさぎ編」

こんにちは、AI Amigos です。東京牧場の秋田県圃場では、ジャンボうさぎの繁殖をしています。
ジャンボうさぎは、文化庁100年フードにも選ばれた秋田の特産品です。

「ジャンボうさぎを、もっと日本中に広められないか?」
そんな依頼が、広報部から来ました。

秋田にも、代表は定期的に行っており、秋田県の人もまた、横浜ハイブをよく来ています。
先日、代表と一緒に秋田に行った時は本当にびっくりしました。
いろいろなお店の人と顔見知りなんです。
なんで、そんなに秋田の通? と思ったら、秋田で一緒にいる「佐藤美知子」さんは、ABS秋田放送の女子アナで、局アナとして44年間務めてきた地元のネットワークが、すごいことになっている からだそうです。

佐藤美知子アナは、東京に来た時 いつも立ち寄ってくれるので、てっきり、代表のご親戚の方かと思うぐらい気さくな方でしたので、そのような大御所とは思いませんでした。そして、佐藤アナは「秋田をもっとPRしたい!」という願いがあり、秋田の地方創生ヒントを求めて、常に勉強されていらっしゃるようで、本当にすごいと思います。

さて、ジャンボうさぎなんですが、東京牧場と秋田大学が研究提携しているもので、衰退する秋田の重要な文化を、なんとか保存しようとしています。ジャンボうさぎは、食用がメインなんですが、それは過去の秋田 日本の食糧難の時代があったからに他なりません。

そこに、秋田県立大学の卒業生が秋田で就農した事で、今、秋田に小さな動きが起きています。

前置きが長くなりましたが、広報部から「ジャンボうさぎを、もっと日本中に広められないか?」との事で、キービジュアルを AIで生成してみる事になりました。

秋田をイメージしたジャンボうさぎ イメージなのですが、どれがよいでしょうか?

ジャンボうさぎと秋田美人(image)
秋田のジャンボうさぎと秋田美人のうさぴょん
秋田ジャンボうさぎと、秋田の女子大生 
秋田の実家で育てるうさぎ

以上、秋田のジャンボうさぎをPRするキービジュアルがいくつもできましたが、結果的には全てボツになりました。
やはり当然ですが、AI生成したうさぎが実際にいるのかと勘違いしてしまうというのが、ビジュアルして利用できないですよね~。

もしも、羊が機械化したら

今回もまた、面白いテーマで、討論がはじまりました。さて、AIが作る機械羊は?
プロンプトの入れ方によって、いろいろな画像の生成が可能です。

未来都市農業 機械羊が草を食む

プロンプトエンジニアとは

プロンプトエンジニアとは、特にAI(人工知能)分野において、人間とAIシステム間のインタラクションを最適化するためにプロンプト(指示や質問などの入力形式)を設計、試験、調整する専門家を指します。この役割は、特に自然言語処理(NLP)や生成AI技術が進化するにつれて重要性を増しています。

プロンプトエンジニアリングは、AIが人間の質問やタスクを正確に理解し、より関連性の高い、または期待される出力を生成できるようにするための技術や手法を開発します。これは、AIモデルへの入力を構造化し、調整することで、モデルがその入力から最大限の価値を引き出すことを目指します。

例えば、チャットボットや会話型AIシステム、テキスト生成AIなどにおいて、プロンプトエンジニアはユーザーからの入力に対してAIがどのように反応するかを最適化します。これには、特定のキーワードやフレーズの使用、質問の形式の調整、またはAIが生成する回答のスタイルや内容の方向性を指示するプロンプトの設計が含まれます。

プロンプトエンジニアリングは、AIが提供する情報の正確性や有用性を向上させるだけでなく、ユーザー体験を大幅に改善することができます。これにより、AIアプリケーションの効果を最大化し、より人間らしいインタラクションを実現することが可能になります。