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県立高校生の実習レポート

神奈川県立高校生徒が実習先でマンガレポート

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県立高校生の実習

神奈川県立三浦初声高等学校 都市農業科の生徒数名が、東京牧場の年間実習に就いている。2年生から3年生の2年間で12単位を取得するもので、毎週木曜日は東京牧場に出社し夕方まで、東京牧場で様々な実体験を行っている。

先進的な企業実習を進めた教育委員会

神奈川県の教育委員会が、企業に生徒実習を委託したのは、「日本でも都市農業が重要」と認識されたのと、高校生から知事への意見がとりあげられたと言われています。結果として、ドイツ発祥の教育システムを参考に日本版デュアルシステムが取り入れられ、百姓プロジェクトとして計画が進んでいます。

非認知能力を重要視

東京牧場が最も重要視するのは、「非認知能力」

実習レポートを漫画で出すこと!

多くの生徒は、文字より漫画が好き。 百姓プロジェクトチームは「報告書は文字でなければいけないのか?」まで突っ込んで考えた時、過去に米軍基地で受けた説明がヒントとなり、イラストが得意な生徒には「報告レポートは漫画でも可」とした。*実習日の放課後、活動を四コマ漫画でまとめる女子高校生

都市農業のメリット

神奈川県の農業高校が都市農場科を新設したのは、都市部での農業が日本で重要
ここでは主要な利点をいくつか紹介します。

  1. 新鮮な食材の供給: 都市農業により、新鮮で栄養価の高い食品が都市部に直接供給されます。この近接性により、輸送にかかる時間とコストが削減され、食品の鮮度が保たれます。
  2. 地域経済の活性化: 都市農業は地元の雇用を創出し、地域経済を支えることができます。また、地元で生産された商品を購入することによって、地域のビジネスや市場が育ちます。
  3. 環境への影響の軽減: 食品の輸送距離が短くなることで、CO2排出量が減少します。また、都市農業は持続可能な農業技術を取り入れやすく、土壌の健康を保ち、生物多様性を支えることができます。
  4. 教育とコミュニティの絆の強化: 農園は教育の場としても機能し、都市住民に農業や持続可能な食品生産について学ぶ機会を提供します。また、共同の農園は地域コミュニティの絆を強化する場となり得ます。
  5. 都市環境の改善: 緑地が増えることで、都市の熱島効果が緩和され、空気質が改善されます。また、植物は雨水を吸収し、洪水リスクを減少させることができます。
  6. 精神的な健康の促進: 園芸活動はストレスを減少させ、精神的な健康を改善することが知られています。都市農業は都市住民に自然と触れ合う機会を提供し、より健康的なライフスタイルを促進します。

都市農業は、環境、経済、社会の各面で利点をもたらし、持続可能な都市生活を支える重要な役割を担っています。

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