
共にパンを食べる仲間
カンパニー(company)という言葉の語源は、「共にパンを食べる仲間」。
日本でいう 「同じ釜の飯を食う」 という感覚に近い言葉です。
東京牧場が目指しているのは、仕事のためだけに集まる組織ではありません。
衣食住を分かち合い、喜怒哀楽をともにする仲間が集まる場所です。
百姓とは、暮らしをつくる人
百姓とは、もともと「百の仕事を担う人」 という意味でした。
農業だけでなく、食をつくり、住まいを整え、子どもを育て、道具を直し、知恵を分け、地域を支える。
暮らし全体を引き受ける存在――
それが百姓です。
東京牧場は、この百姓の本来の意味を、現代にもう一度ひらきます。
分け合えばあまる。とりあえば足りない。
百姓の暮らしには、シンプルな知恵があります。
分け合えばあまる。
とりあえば足りない。
これは食べものだけの話ではありません。
衣食住も、時間も、役割も、
そして 喜怒哀楽という感情も 同じです。
一人で抱え込めば足りなくなり、
分かち合えば、ちゃんと巡っていく。
東京牧場は、そんな循環を大切にしています。
人の役に立ちたい人が、活躍できるチーム
人はひとりでは生きていけません。
だからこそ本当は、
誰かの役に立ちたい と思っています。
東京牧場は、その気持ちが自然に生きる場所です。
年齢も、経験も、立場も関係ありません。
できることを、できる分だけ持ち寄り、ひとりではできないことを、みんなでやる。
失敗も、迷いも、喜びも、
喜怒哀楽をともにする仲間として分かち合う。
それが、百姓カンパニーというチームのあり方です。
暮らしと人生を、ともにつくる
東京牧場は、答えを与える場所ではありません。
「このままでいいのか?」
そう感じた人が、仲間と出会い、役割を見つけ、自分の生き方をつくっていく場所です。

