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美は、羊と大きいの漢字で構成

大きい羊が「美」の発祥 image by AI Amigos

麻布大学獣医学部の教授と「羊」を食べていた時、大きい羊が美という字になったとお聞きした。
また、羊という字が入る漢字は、相当な数があるとの事で、古来から「羊」の存在は人間に重要だったのかと思う。

美はすばらしい?

漢字「美」は、古代中国の象形文字から進化してきたもので、元々は大きな羊、すなわち価値のある、素晴らしいという意味合いで「美」が使われていたと考えられています。しかし、「美」の字が現代で使われる際の主な意味は「美しい」や「美しさ」であり、羊に限定されることはありません。

羊から石鹸ができた説
石鹸の起源に関する一つの逸話によると、石鹸の製造はローマ時代に偶然発見されたとされています。この話によると、ローマの丘、サポ山(Sapo Hill)で動物を犠牲にした後、雨が脂肪と灰をティーバー川に流し込み、この混合物が川の水で洗濯をしていた女性たちによって発見されたというものです。彼女たちは、この混合物が衣服をきれいにする効果があることに気づきました。サポからソープ

一般的な話では、石鹸の起源は非常に古く、約4500年前にさかのぼるとされています。最初の石鹸の形態は、現在私たちが使用しているようなものとは異なり、主に動物の脂肪と灰を混ぜ合わせたものでした。この混合物は、脂肪の酸化と灰中のアルカリ成分が反応し、清掃作用を持つ基本的な石鹸を形成します。

石鹸の最初の記録は古代バビロニアにまで遡ります。約2800年前のバビロニアの粘土板には、動物の脂肪と木の灰を煮沸することで石鹸を製造する方法が記されています。この時代の石鹸は、主に羊毛の洗浄や医療目的で使用されていました。

古代エジプトでも石鹸に似た清掃剤が使用されていました。エジプト人は、動物の脂肪と植物の灰を組み合わせて作られた物質を使って、体を清潔に保つことの重要性を認識していました。エジプトのパピルス文書には、紀元前1500年ごろの石鹸のレシピが記録されています。

その後、石鹸の製造と使用は地中海地域を通じて広がり、特にローマ帝国時代には一般的な清潔習慣として石鹸の使用が確立しました。ローマ人は公共の浴場を頻繁に利用し、石鹸の使用は身体を清潔に保つための重要な手段となりました。しかし、ローマ帝国の衰退とともに、石鹸の使用はヨーロッパで一時的に衰退しました。

中世ヨーロッパを通じて、石鹸製造は徐々に発展し、特にイスラム世界では高度な石鹸製造技術が発展しました。12世紀には、イスラム科学者たちは石鹸製造のために植物油を使用し始め、より洗練された石鹸を製造しました。これらの技術は後にヨーロッパに伝わり、石鹸製造が再び栄えるきっかけとなりました。

現代の石鹸製造技術とその広範な利用は、これら古代からの知識と技術の積み重ねの結果です。

その石鹸で洗うと、「美」しくなれたのでしょうか?しょうか?