コンテンツへスキップ

東京牧場のエスカルゴ繁殖 それは、宇宙居住者のための CELSS から受け継がれています。
1978年 NASAのCELSS計画が起点 Closed Ecological Life Support System または Controlled Ecological Life Support System 要約すると、閉鎖空間で物質循環を行うもので、現在のサスティナブルに接続していると考えます。(CELSS の概念について)

宇宙居住コンセプトとエスカルゴ

CELSS 食物サイクルで、植物食品の不足成分は動物質食品にエンリッチされている事が多く、エスカルゴを組み込むとなり、有人宇宙基地ミールに乗せる目的で日本での実験が始まった。以降、初代実験のエスカルゴを脈々と受け継いでいます。

エスカルゴとは

日本ではフランス料理として知られる「エスカルゴ」という言葉。実は本場フランスでは、料理ではなく「カタツムリ」を示す言葉として使われている。しかしながら、すべてのカタツムリがエスカルゴと呼ばれているわけではありません。

そんな中、フランスでエスカルゴと呼ばれているカタツムリは3種類あります。
それがブルゴーニュ種、トルコ種、プティ・グリ種です。

この中でも特にブルゴーニュ種(別名ポマティア)の養殖は難しいため、希少価値は高くなっており、現在は本場フランスでもほとんど食べることができません。つまり、ポマティアは超貴重な本物のエスカルゴなのです。

エスカルゴの保存・繁殖

東京牧場では、そんな貴重な種であるポマティアの繁殖と保存を行っており、食用や医薬品として利用されています。(東京牧場の繁殖技術は観察が基礎となり改良されています)

東京牧場で繁殖

最高級食材として珍重されるエルカルゴの卵

ポマティアの卵

150個程の卵を1回で産卵

ポマティア

すくすく育つこどもたち

成長中

成長したエスカルゴ

雌雄同体の繫殖

雌雄同体(しゆうどうたい)とは、1つの体で雌の生殖器官と雄の生殖器官を持っていることを言います。そうでない哺乳類などのことを雌雄異体(しゆういたい)と言います。雌雄同体の場合、雌の生殖器官と雄の生殖器官が別々に存在し、機能する。