投稿者: ldw-admin

  • マンガで知るデュアル教育9

    マンガで知るデュアル教育9

    デュアル教育の現場

    ポッピンチャイナさん卒業制作 高校生担当社員 中央は代表の中川利光 

    神奈川県立高校 実習生の皆さん、2年間のデュアル教育実習 お疲れ様でした。 そして、2024年 卒業おめでとうございます。毎年 卒業生を送り出すのは嬉しくもありますが、実はとっても寂しいです。

    全グループ LINE は、残してあります。多くの卒業生がいつでも連絡して会社に遊びに来れるようにです!

    思い出したように、ふらっと来てもいいし、会社の施設に泊まりにきてもいいし

    大学実習生受け入れの思い出

    当初は、多くの大学の実習現場として生徒の受け入れをしてきました。
    特に、職業訓練大学校(現在の職業能力開発総合大学校)は、福祉工学科の磯村先生から指導頂いていたこともあり、毎年 職能大から数名の大学生を1ケ月間受け入れていました。

    当社が受け入れた第一期の学生達も50歳以上になったと思うと感慨深いものがあります。
    卒業後は各地の職業訓練施設等で、活躍していると先生から聞いており、嬉しいものです。

    中でも、北海道支店への出張が人気で、全員はスケジュール等の関係もあり行けませんでしたが、初夏の北海道が思い出深かったと話す卒業生が多いように感じます。

    当時はもちろんSNSがなかったわけですが、最近では LINE 等のSNSも活用でき卒業後もフォローできるのが、とても楽しみです。

    また、宿泊施設もできたので、お楽しみに!

    東京牧場 代表 中川 利光

    放課後マンガを楽しむ

  • ISO22000 食品安全マネジメントシステム

    ISO22000 食品安全マネジメントシステム

    ISO22000 食品安全マネジメントシステム

    お魚大好き 東京牧場 水産部

    食品の安全マネジメント


    ISO 22000は、食品安全マネジメントシステムに関する国際標準規格です。ISO(国際標準化機構)によって定められ、食品の安全を確保するための要求事項を提供しています。この規格は、食品の生産、加工、包装、配送、小売に至るまでの全ての過程における食品安全のリスクを管理し、制御するためのフレームワークを組織に提供します。

    ISO 22000の主な特徴

    • 全般的な適用性: ISO 22000は、農業生産者から食品加工業者、運送業者、小売業者、関連サービス業者まで、食品チェーンに関わるあらゆる組織に適用可能です。
    • HACCP(ハサップ)原則との統合: 食品安全管理の国際的なアプローチであるHACCPの原則を基に構築されており、危害分析と重要管理点の設定に重点を置いています。
    • 組織の食品安全文化の促進: 食品安全に関する組織のコミットメントと、全従業員の参加を促進します。
    • リスクベースのアプローチ: 食品安全に関連するリスクを特定、評価し、それに対処することで、効果的な食品安全マネジメントシステムを実現します。
    • 連続的な改善: ISO 22000は、プロセスの効率化と食品安全性の向上を目指した継続的な改善を奨励します。

    ISO 22000の利点

    • 信頼性の向上: ISO 22000の認証を受けた組織は、食品安全管理における国際的な基準を満たしていると認識され、消費者や取引先からの信頼を得ることができます。
    • リスクの低減: 食品安全に関連するリスクの特定と管理を通じて、食中毒や製品回収のリスクを低減します。
    • 法規制への適合: 食品安全に関する法規制や要求事項への適合を支援し、法的な問題の可能性を減少させます。
    • 市場へのアクセスの拡大: ISO 22000認証は、国際的に認知されており、新たな市場へのアクセスや既存市場での競争力の強化に貢献します。

    ISO 22000は、組織が食品安全に対する総合的なアプローチを採用し、消費者に対して安全な食品を提供するための効果的なツールを提供します。


  • フードモラリスト(food moralist)

    フードモラリスト(food moralist)

    フードモラル(食物道徳)について

    食べ物全てに考えを及ばせるスペシャリスト 東京牧場

    フードモラルとは、食物道徳の事で食から環境まで、全てに責任を持つ意識の事です。
    食を中心とするオールラウンドの知識を持つスペシャリストを、フードモラリストとしています。

    フードモラリスト

    東京牧場が考えるフードモラリストという資格と仕事内容は、食に関わる広範な分野において、倫理的、環境的、健康的な観点から持続可能な食生活を推進する活動を含みます。以下は、フードモラリストが関わる可能性のある仕事内容の例です:

    1. 教育・啓発活動:
      • 学校や地域社会での食育プログラムの企画・実施
      • 持続可能な食生活についてのワークショップやセミナーの開催
      • 食に関する倫理的な問題についての意識向上キャンペーンの運営
    2. コンサルティング:
      • 飲食業界に対する持続可能性の高い食材調達やメニュー開発のアドバイス
      • 農業生産者への持続可能な農法や生産技術の指導
      • 企業や団体に対するフードサステナビリティ戦略の策定支援
    3. 研究・開発:
      • 食品の持続可能な生産方法や新たな食材の研究
      • 食品ロス削減やリサイクル技術の開発
      • 地球環境に配慮した新しい食品パッケージングの研究
    4. 政策提言・社会運動:
      • 食品安全性、動物福祉、フェアトレードなどに関する政策提言
      • 持続可能な食生活に関する法律や規制の改善を求めるロビー活動
      • 地球温暖化や生物多様性の保全に資する食の消費行動の提案
    5. サプライチェーン管理:
      • 持続可能な食材調達のためのサプライチェーンの設計と管理
      • 食品のトレーサビリティ(追跡可能性)システムの導入支援
      • エシカルな食品流通ネットワークの構築

    フードモラリストは、食の持つ社会的、環境的影響を深く理解し、それを改善するための具体的な行動を起こす専門家として活動します。この資格は、食に関する多岐にわたる問題に取り組むための幅広い知識とスキルを有することを示しています。

    食への意識の向上

    食肉がどのようにして得られるかを直接見ることで、食べ物に対する感謝の気持ちや尊敬の念を深めることができます。食肉を無駄にしない、食べ物を大切にするという意識が高まります。

    食の倫理への理解

    動物福祉や持続可能な食品システムについて考えるきっかけになります。どのようにして動物が育てられ、どのように屠殺(とさつ)されるかを知ることで、倫理的な消費の選択をする上での基準が養われます。

    自給自足のスキル

    自ら食肉を調達し、処理する能力は、自給自足の生活において重要なスキルとなります。屠殺体験を通じて、食品の調達から調理までの一連のプロセスを学ぶことができます。

    文化的・教育的価値

    特定の文化や伝統の中で、動物の屠殺は重要な役割を果たすことがあります。文化的な背景や伝統的な方法を学ぶことは、その文化を理解し、保存する上での価値があります。

    食品安全と衛生の知識

    屠殺から食肉処理に至るまでの適切な方法を学ぶことで、食品の安全と衛生に対する知識が深まります。これは、個人や家庭での食品取り扱いにおいても役立つ情報です。

    屠殺を体験することは、決して容易な経験ではありません。個人によっては精神的にも大きな影響を受ける可能性があります。そのため、このような体験をする際には、その目的と意義を十分に考え、倫理的な観点から適切に行うことが重要です。こどもに体験させたいとしても、十二分な準備が必要です。
    消費者は食べ物がどこからどうやって来るのかを知る時期に来ていると考えます。

    食品 トレーサビリティ

  • 食育は孵化からの屠畜体験

    食育は孵化からの屠畜体験

    食育は孵化からの屠畜体験

    鶏の屠畜と解体して知る部位と食育

    食育の屠畜体験

    日本の中で、動物を殺して肉を食べるという体験をする人は少ないと思います。
    私は、こどもの時に「鳥を絞める」という行為を父親から見せられました。

    「鳥をしめる」という表現は、直接的には鶏や他の家禽を屠殺(とさつ)する、すなわち食用とするために殺す行為を指します。この表現は、家禽を捕まえてその命を終わらせ、食肉として処理する過程全般を指して使われています。

    衝撃の食育「屠畜体験」
    こどもの頃、縁日でヒヨコが売られていました。縁日に行くたびに かわいいヒヨコが欲しくて、買ってもらっていたのですが、なかなか育たず死んでしまいます。
    高学年になった頃、夏の縁日でも寒さで死ぬのではないかと思い、人間が熱いと思う程の電球で、ヒヨコが火傷しないか心配になるほどだったのですが、保温したところ問題なさそうでした。そしてヒヨコも複数購入してお互い温めあえるようにしたところ、はじめて大きくなったのです。

    卵を産むのを楽しみにしていたのですが、全てがオスでした。後日知ると、どうやら縁日の夜店で売っているのは、選別されたオスだけのようです。

    ある日、自分が好きな唐揚げができる手順をみて子どもだった私は大きな衝撃を受けました。まさか、飼育していた鶏が唐揚げになるとは思ってもみなかったからです。

    私のこども時代の体験を聞いた北海道の女子スタッフも、小さい頃に飼っていた牛が学校から帰ってきたら解体されていて、食べた後に教えられて大泣きしたという話をしていました。子どもの頃のあるあるなのか…と感じましたが、皆さんはそのような経験ありますか?

    ①屠殺は動物が苦痛を感じることなく迅速に行われるべき
    ②鳥を熱いお湯に浸し、毛や羽が皮膚から離れやすくなるようにするが、肉が調理され始めない温度

    血の匂い、羽を抜く感触、それら五感で屠殺(とさつ)を体験し、出来上がった唐揚げを目の前にして本当の「いただきます」という、命を食べる行為に恐れを感じました。
    同時に、失った命で自分の命があるという事を知り、感謝の気持ちが芽生えたのは間違いのない事だと思います。
    こども心に衝撃の屠殺体験が私にもたらした意義について、現在の考えを述べます。

    食への意識の向上

    食肉がどのようにして得られるかを直接見ることで、食べ物に対する感謝の気持ちや尊敬の念を深めることができます。食肉を無駄にしない、食べ物を大切にするという意識が高まります。

    食の倫理への理解

    動物福祉や持続可能な食品システムについて考えるきっかけになります。どのようにして動物が育てられ、どのように屠殺されるかを知ることで、倫理的な消費の選択をする上での基準が養われます。

    自給自足のスキル

    自ら食肉を調達し、処理する能力は、自給自足の生活において重要なスキルとなります。屠殺体験を通じて、食品の調達から調理までの一連のプロセスを学ぶことができます。

    文化的・教育的価値

    特定の文化や伝統の中で、動物の屠殺は重要な役割を果たすことがあります。文化的な背景や伝統的な方法を学ぶことは、その文化を理解し、保存する上での価値があります。

    食品安全と衛生の知識

    屠殺から食肉処理に至るまでの適切な方法を学ぶことで、食品の安全と衛生に対する知識が深まります。これは、個人や家庭での食品取り扱いにおいても役立つ情報です。

    屠殺を体験することは、決して容易な経験ではありません。個人によっては精神的にも大きな影響を受ける可能性があります。そのため、このような体験をする際には、その目的と意義を十分に考え、倫理的な観点から適切に行うことが重要です。こどもに体験させたいとしても、十分な準備と説明が必要です。


  • 源氏物語:とし坊日記

    源氏物語:とし坊日記

    源氏物語

    高校生三年生 選択授業で源氏物語をとった。当時は土曜日授業で前年度に古典の単位を落としたため、必修の古典単位をとるために、やむなく選択したというのが、本当のところ。

    斎宮行列

    源氏物語とは?

    『源氏物語』は、平安時代初期に書かれた日本最古の長編物語文学であり、作者は紫式部(むらさきしきぶ)とされています。この作品は約1000年前の11世紀初頭に成立したと考えられており、54帖からなるこの物語は、貴族社会の恋愛、政治、文化を繊細かつ豊かに描き出しています。

    源氏物語の概要は、架空の皇子・光源氏の生涯と、彼と関わりを持つ多くの女性たちとの恋愛を中心に描かれています。光源氏は美しさ、才能、富を兼ね備えた理想的な貴族として描かれながらも、彼の恋愛や人生は様々な試練に満ちており、その内面的な葛藤や成長が物語を通じて深く探求されるというもの。

    高校生の授業が、生々しくていいんですか?

    平安時代初期の作品でありながら、現代にも通じる恋愛。その内容は知るにつれ、自分を深みに引き込んでいきました。恐るべし紫式部。詳細は専門のサイトがあるので、ご確認いただくとして、その物語が、日本銀行券となって登場した。

    日本銀行券 2000円札

    日本銀行券 2000円札 裏面(財務省WEBサイトより) 

    2000年(平成12年)に発行された二千円札
    裏の図柄 左側に、「源氏物語絵巻」第三十八帖(じょう)「鈴虫」その二の絵の一部分に、同帖の詞書(ことばがき)の冒頭部分を重ね合わせたものを配し、右側に、源氏物語の作者である紫式部の絵を配したものとする。
    二の絵は、左側は冷泉院(れいぜいいん)  右側は光源氏

    「源氏物語絵巻」の「鈴虫」の絵及び詞書は、五島美術館所蔵の国宝

    日本雉と源氏物語

    東京の檜原村で日本雉を繁殖するようになって、各地の料亭から「日本キジ」の注文が相次いだ。
    その中で、雉で難しい注文が入った。


    日本雉を雌雄一対の注文依頼

    日本キジ オス
    日本キジ メス

    なぜ、このような注文があったのか? に思いを巡らせていると、源氏物語を思い出した。

    何かの行事に使用されたものと考えるのは、『源氏物語』の「若菜下(わかなげ)」の巻に登場するエピソードからです。
    物語の中で、冷泉帝(れいぜいてい)が大原野(おおはらの)への行幸(ぎょうこう)を行いますが、光源氏は物忌み(ものいみ)のためにこれに参加できませんでした。物忌みとは、不浄や災いを避けるために特定の期間、宮中の儀式や行事に参加しないことを指します。この期間、光源氏は身を清め、または何らかの不吉なことがあったために、宮中の行事や社交活動から距離を置いていました。

    冷泉帝から光源氏への雉(きじ)の雌雄一対の贈り物は、行幸に同行できなかった光源氏への気遣いや、帝と光源氏との間の親密な関係を象徴しています。雉は、美しさや瑞兆を象徴する鳥として古来から珍重されており、この贈り物は帝の光源氏に対する高い評価と好意を示していると解釈されます。

    この場面は、光源氏の政治的な地位や、宮廷内での影響力の強さ、そして帝や他の貴族との複雑な人間関係を示しています。また、物語全体を通じて、光源氏と冷泉帝との関係は重要な役割を果たし、様々な場面でその微妙なバランスが描かれます。このエピソードは、『源氏物語』が描く平安時代の貴族社会の文化や風習、人々の間の礼節や情愛を反映した一例と言えるでしょう。

    財務省の銀行券解説では、冷泉院となっているが、冷泉帝ではなく院となっております。
    「冷泉帝」とは『源氏物語』における天皇の一人であり、「冷泉院」という表現が使われる場合は、通常は退位した天皇(上皇)を指す尊称として理解しますが、『源氏物語』の中で「冷泉院」と明確に区別されて使用される場面はないと思うのですがいかがでしょうか?

    紫式部

    源氏物語の舞台 宇治橋と紫式部像

    紫式部像の後ろの宇治橋は『源氏物語』の舞台の一つとして登場します。宇治は、物語の後半部分、特に「宇治十帖」と呼ばれる一連の章で重要な舞台となります。『源氏物語』は紫式部によって書かれた平安時代の物語で、光源氏とその子孫たちの人生を描いています。宇治が舞台となる章では、光源氏の孫にあたる二人の若者、宇治の八の宮とその妹である浮舟が重要な役割を果たします。

    宇治橋自体は、京都府宇治市に実在する橋で、宇治川にかかっています。この橋とその周辺は、平安時代から多くの文学作品に登場し、特に『源氏物語』においては、主要な登場人物の一人である浮舟の物語や、彼女と関わりを持つ人々の恋愛や人間関係が描かれる場として重要です。

    宇治橋や宇治の舞台は、『源氏物語』の物語世界をより広げ、新たな人物像やドラマを展開する上で中心的な役割を担っています。また、宇治は『源氏物語』の舞台としてのみならず、その歴史的、文化的な背景により、日本文学や歴史に興味を持つ人々にとって重要な場所となっています。

  • 日本の国鳥「日本雉」繁殖

    日本の国鳥「日本雉」繁殖

    国鳥:日本雉(キジ)

    東京牧場は、日本の国鳥である日本キジの繁殖生産を行っている:檜原村 写真はオス

    日本昔話にも出てくる「日本キジ」は、古くから日本の自然を象徴する鳥とされており、春の訪れを告げる存在としても親しまれています。また、縁起の良い鳥とされ、絵画や文様などにもよく用いられてきました。

    日本キジの繁殖と保存

    日本キジ(Phasianus versicolor)は、日本固有のキジ類であり、その美しい羽色と優雅な姿から「国鳥」としても広く認知されています。日本キジは、日本の自然や文化と深い関わりを持ち、伝統的な絵画や工芸品、文学作品にもその姿がしばしば登場します。以下に、日本キジについての詳細な情報を記述します。

    特徴

    日本キジのオスは、鮮やかな緑色の首、銅色がかった赤い体、長くて黒い尾羽を持ち、非常に目立つ外見をしています。一方、メスは地味な茶色で、保護色としての役割を果たしており、草地や森林の中で目立ちにくくなっています。オスは特に繁殖期になると、美しい声で鳴き、メスを引きつけます。

    日本キジ メス 東京牧場繁殖部
    日本雉のヒナ

    生息地

    日本キジは、本州、四国、九州といった日本の主要な島々に自然分布しています。森林、草地、農耕地の近くなど、さまざまな環境で見られますが、生息地の破壊や環境変化により、一部地域ではその数が減少しているとも報告されています。

    食性

    日本キジは雑食性で、種子、果実、昆虫、小さな爬虫類など、さまざまな食物を食べます。その食性の多様性は、日本キジが様々な環境に適応して生きることを可能にしています。

    繁殖

    春になると、オスは縄張りを主張し、美しい鳴き声でメスを誘います。オスは複数のメスと繁殖することがあり、メスは地面に巣を作り、4から14個の卵を産みます。卵は約3週間で孵化し、雛は生後すぐに親から独立する能力を持っています。

    文化的意義

    日本キジは、古くから日本の自然を象徴する鳥とされており、日本昔話「ももたろう」にも描かれており、「ケーン」という鳴き声とともに、春の訪れを告げる存在としても親しまれています。また、縁起の良い鳥とされ、絵画や文様などにもよく用いられてきました。

    現在、日本キジは自然環境の変化による影響を受けやすい種として認識されており、その保護と生息地の保全が重要な課題となっています。日本キジは、日本の豊かな自然と文化の象徴であり、その美しさと存在は今後も大切にされるべきです。
    東京牧場では、日本雉の繁殖を行っています。日本キジの保存繁殖に皆様のご支援・ご協力を心よりお願い申し上げます。

    キジ料理について


    [キジ鍋 写真]

    キジ(雉)料理は、日本の古くからの伝統的な食文化の一部です。キジは、その美しい羽毛とともに、狩猟の対象としても価値が高い鳥であり、古代から日本の貴族や武士階級の間で珍重されてきました。特に、宮中や格式高い宴会で供されることがあり、その肉は高級な食材として扱われていました。

    キジ料理の歴史的背景

    古代日本:古代日本では、キジを含む野鳥の狩猟は貴族の娯楽の一つであり、キジは神事や宮中行事での供物としても重宝されました。

    平安時代:この時代には、キジ料理が宮中の宴席などで珍重され、『枕草子』や『源氏物語』などの文学作品にもその様子が描かれています。

    江戸時代:武士や豪商の間でもキジ狩りが行われ、キジ料理は特別な日のごちそうとされました。また、キジは「瑞鳥」ともされ、縁起の良い鳥として捉えられていました。

    キジ料理の種類

    キジ肉は、独特の風味があり、柔らかくジューシーな肉質が特徴です。日本では以下のような料理法でキジを調理してきました。

    1. キジ鍋:キジ肉と野菜を鍋で煮込んだ料理。肉の旨味が野菜や出汁に溶け出し、深い味わいが楽しめます。
    2. 焼き物:キジ肉を塩や味噌で味付けして焼き、シンプルにその風味を楽しむ調理法です。
    3. 煮物:キジ肉をじっくりと煮込んで、柔らかくしてから食べる方法。出汁や調味料と絡めて様々な煮物が作られます。
    4. すき焼き:キジ肉を薄切りにして、野菜や豆腐と共に甘辛いタレで煮て食べる、冬に人気の料理です。

    現代におけるキジ料理

    現代では、キジは野生のものよりも養殖されたものが一般的に流通しており、特別な日や地域の伝統行事などで味わうことが多くなっていますが、その殆どが「日本キジ」ではなく「高麗キジ」です。
    東京牧場では、伝統的な日本料理としての価値を日本の固有種である「日本雉」で伝承したいと考え、日本雉の繁殖のみを手掛けています。

    キジ料理は、日本の食文化の中で受け継がれてきた歴史と伝統を象徴する料理の一つであり、その風味や調理法は、日本の四季や自然への敬意、そして食材への感謝の心を今に伝えるとともに、未来へ残したいと考えておりますので、皆様のご支援ご協力を心よりお願い申し上げます。

    「とし坊日記」
    高校生の頃、源氏物語を選択授業でとっていた。
    『源氏物語』におけるキジの描写は、主にその美しさや貴重さを象徴するものとして用いられ、物語の中でさまざまな比喩や象徴として登場すると聞いた。例えば、キジの鳴き声は恋人たちの情緒的なやり取りの中で引用されることがあり、その澄んだ声が恋の悲しみや喜びを象徴する場面が見られると。最近になり 行幸第29巻において「物忌みのために大原野の行幸にお供しなかった源氏に、冷泉帝から雉の雌雄一対が贈られる。」と改めて見返して、古典に触れる事ができた。